北海道からのふたり目のご紹介は、木工の瀬戸晋さん。
旭川から、はるばるやって来てくださいます。
Q
瀬戸さんは、「工房からの風」に、どのような作品を出品されますか?
A
主に拭き漆で仕上げた木工品で、小さいものから大きなものまで、
いろいろな形の器やお盆、お皿などを出品します。
刃物で削った刃跡を残したものが多いので、
ぜひお手にとってその質感を感じてもらえればと思います。
瀬戸さんは二回目の出展。
一見ごつっとした存在感のある木の器ですが、
そのフォルムを支える繊細なデザイン力が瀬戸さんの作品の魅力です。
前回出展くださって以来、都内各所での展示や、某有名セレクトショップでの取り扱い、
そして、現在は雑誌の『haru_mi』での紹介など、じわじわと人気が広がっています。
Q
瀬戸さんにとって、「工房からの風」は、どんな風ですか?
A
たった二日間のために、全国から作り手が集まらずにはいられない
と思わせてくれる作り手を集める風。
そして、二日後には、また地元に戻って、
作り続けていくことを後押ししてくれる追い風。
優しくて、厳しくて。
そんな風です。
旭川からの出展は、ほんとうにエネルギーが要ることと思います。
それでも、このように思って出展くださる瀬戸さんのような方がいらっしゃるから、
この風が生き生きとしていられるのですね!
ありがとうございます!
Q
瀬戸さんは、小学生の頃は何になりたいと思っていましたか?
A
特になにになりたいというのがなく、でも木工に限らず何かしら、
ひとりでものを作っているのが好きな子でした。
ちょっとシャイな瀬戸さんらしいメッセージ!
関西から北大を経て、旭川で木工をするようになられたのも、
子どもころのこの思いの延長線上のことなのかもしれませんね。
さあ、瀬戸さんの今回の出展場所は、スペイン階段前になります。
正面は、皮革のヌイトメルさんです。
そう、ま後ろには、夕張の西山雪さんがいらっしゃいますので、
少し心強いでしょうか!?